とうかのブログ

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ライアー・ライアー⑥ 感想(ネタバレあり)

 どうも、とうかです。11月25日はMF文庫の発売日だったわけですが、ラインナップが豪華でしたね!今回はその中の1つ、ライアー・ライアーについて感想のほうを書いていきます。

 今回もネタバレありで書いていくので、まで未読の方はご注意ください

 

 

ライアー・ライアー⑥ 嘘つき転校生は正義の味方に疑われています。(著者:久追遥希 イラスト:konomi(きのこのみ) )

 

 

 

 

 

 

 今回の巻では夏の大型イベント(通称SFIA)についてが描かれていました。この夏のイベントは前回の巻でも少し触れられていましたが、全校生徒が参加可能なものになっており、各学校の有力生徒たちのほかにも1年生が頭角をあらわす舞台ともなっています。

 そんな大型イベントで突如告発を受ける篠原緋呂斗。「七つ星は不正をしている。」この告発を行ったのは<ヘキサグラム>という組織でなんでも正義の組織と知られる組織であり。不正を監視されながらのイベントということで苦労を迫られる緋呂斗。イカサマが封じられた嘘つき7つ星の戦いが今始まる。

 

 あらすじのほうはだいたいこんな感じです。今回の巻もたくさんの見どころがあるたいへん面白い巻だったと思います!

 

 まずは冒頭でも述べた<ヘキサグラム>という組織。この組織は過去にも不正を暴いたという学校公認の正義の組織であり、今回は緋呂斗が不正をしていると暴くために表舞台に登場します。ヘキサグラムの認知度と信頼はたしかなものであり、緋呂斗が苦しめられる大きな原因となるこの組織なんですが、正義の裏では実は怪しい部分もあり。

 SFIAにおいてこのイベントを終始操っていたヘキサグラム。そのトップである佐伯薫は本当にクズでしたね。1年生の水上をはじめ、この男により苦しめられている生徒はかなりいそうですね。だからこそ緋呂斗の活躍には期待。今回の巻では決着はつかなかったけれども最終戦ではきれいに成敗してくれることを楽しみにしてます。

 それにしても、ヘキサグラムが正義をかざし緋呂斗の不正を暴こうとしていますが、それ自体は別に間違ってはないという(笑)裏ではきたない手をつかうヘキサグラムとう<正義の組織>をイカサマを使う嘘つき7つ星の緋呂斗が成敗するという構図、個人的にはめっちゃ好きです。

 

 

 またゲームの内容だけ見てもどれも面白いものが多かったです。特に<DOT>では、各生徒たちの戦略が交差し読んでいて非常にわくわくしました。やっぱり頭脳戦系ならではの逆転の1手というのが面白いですね。

 このゲームで1位通過を決めた霧谷や完全無欠の女帝彩園寺、ほかにも不死鳥久我崎、枢木、緋呂斗と同じチームだった皆実と藤代。また1年生ながらも圧倒的な強さを見せている夢野などがそろった最終戦はどんな戦いになるのか。

 霧谷に関してはヘキサグラムのことをわかったうえで緋呂斗と戦う舞台は最終戦と言っており圧倒的な強キャラ感が漂っていますね。

 

 

 ライアー・ライアー全体を通して毎回思うのが、チーム戦ならではの共闘シーンがめちゃくちゃ熱いなということです。今回も皆実の覚醒シーンや緋呂斗vs都築との決闘で本来のチームを超えた共闘があったりと、非常に興奮させられます。

 英明のメンバーもそれぞれを助け合い本物のチームメンバーとして完成されていて、このメンバーがそろった時の安心感が半端ないです。公式Twitterのほうで上がっていたイラストとかかっこよすぎ!しかもあそこに水上も加わっていてこれからの活躍に期待が膨らみます。

 

 

 次の巻に持ち越されたSFIAですが、その前半戦だけでも十分すぎる面白さ。新キャラもたくさん登場しさらなる期待が高まる作品だなと思います。7巻は来年の春ということで待ちきれない!

 まだまだ語り切れてない部分はありますが長くなりすぎてしまうので今回はこのへんで。

 

 

 最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!