とうかのブログ

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義妹生活2 感想 ネタバレあり

今回は今月25日にMF文庫から刊行された義妹生活の2巻を読み終えたのでそちらの感想を書いていきます。

 

感想のほうはネタバレありで書いていくのでまだ未読という方はご注意ください。

 

 

義妹生活2(著者:三河ごーすと イラスト:Hiten)

 

 

義妹生活2【電子特典付き】 (MF文庫J)
 

 

 

今回の巻でも1巻のときと同様に沙希と悠太の何気ない日常を一日ごとに丁寧に描き物語を紡いでいます。

ラノベでよくある義兄妹の恋愛ものとは違い二人の距離感はあくまでクラスメイトとほぼ変わらない状態からはじまりそこから少しずつ互いを知ることにより意識していくようになっていきます。

 

沙希と悠太のお互いに干渉しすぎないけれどもお互いのことを大切にしているなんとも言えない距離感が個人的にはたまらないです。二人の”すり合わせ”により生まれる独特の空気感が緩やかに流れていて作品全体を通して心地よい雰囲気の作品なのかなと思います。

 

 

今回は前回よりも沙希の気持ちが現れた話だったように思います。

1巻の最後では悠太を少し意識する沙希が描かれ終わったわけですが、今回の沙希は読売さんを意識したり自分が知らない悠太を誰かが知っていることにもやもやしたりと完全に恋する乙女のような感じでした。まあ沙希自身はあまり自覚はしていないようですがここから先の展開はやっぱり恋愛方面に進んでいくんですかね。

個人的には沙希がめちゃくちゃ可愛いのでどんどん悠太のことを意識していく展開を望んでいます(笑)

最後の日記は毎回毎回可愛すぎないですかね??自分が理解できないと言っていた小説の登場人物みたいに回りくどいやり方をして悩む沙希がほんとに可愛い!

 

そして紗季に悠太を意識するきっかけを作ったのが読売先輩。

年上だけど茶目っ気があるバイト先の先輩で悠太が心を許している数少ない相手。この人もすっごい可愛い。常におどけて本音を隠している節があるので、悠太に対して夜の公園で言おうとした言葉が気になりますね~。

1巻でも少し悩みを抱えた様子が描かれていたのでそっち方面の話も深堀されること期待しています。

 

また沙希が悠太とお読売先輩のバイト先に面接を受けに来たことにより、悠太を意識する女性二人が働くなかなか修羅場なバイト先になりそう。

個人的には悠太がいないときに、沙希と読売先輩が悠太に対する思いを話し合う展開が来たら最高かなと思います。

 

 

私自身、何気ない日常のなかで徐々に惹かれていく様子を描いた恋愛ものはかなりタイプなので義妹生活にはこれからも期待したいと思います。

3巻刊行は7月ということでなかなか早い刊行ペースなのも嬉しいですよね。

続きも楽しみにしたいと思います。

 

 

それでは今回はこの辺で。最後まで読んで下さったかたありがとうございます。