とうかのブログ

気ままにラノベ、アニメ、漫画等の紹介、感想などを書いていきます

声優ラジオのウラオモテ♯02 読了 感想 (ネタバレあり)

 どうも、とうかです。最近ソシャゲにはまりラノベに手を付けれていませんでした…

どうしてもなにかとラノベを両立ってうまくできないんですよね…

 

 今回はそんななか久しぶりにラノベに手を付けれたので早速感想のほう書いていきます。感想のほうですが、ネタバレを最初から含めて書いていくのでまだ読んでないという方はご遠慮ください。

 

 

※ネタバレあり

 

 

 

 

 

声優ラジオのウラオモテ(著者:二月公 イラスト:さばみぞれ)

 

 

 

 1では夕暮夕陽こと渡辺千佳の裏営業問題を中心とした物語で、高校生ラジオ二人のお互いを思う気持ちを確かめあった話になっていました。前回読んだ感じでは、声優というラノベであまりみないテーマを扱い、ほかの作品とは一味違った雰囲気がありながら、物語は友情努力みたいな王道な成長もののような作風のようでした。個人的にはキャラたちの思いを発する場面では心が熱くなり楽しめる作品だったと思います。

 そんな声優ラジオの2巻。今回の話は主にこれからどのような声優として活動していくかをめぐる佐藤と渡辺の葛藤。また前回に続き炎上によりでたアンチとの問題がメインに描かれていました。2巻では新キャラで袖日咲めくるも登場し物語を盛り上げてくれました。

 今回の話でめちゃくちゃあつかった。めくるが二人に言った言葉も1人のファンだからこその怒りとさみしさ、それでも好きという複雑な感情が伝わってきてよかったです。また2巻のメインにあたる最後のファンが二人を応援してくれるシーンは、読んでいて鳥肌立ちました。読み進めてるときなんとなくそうなるだろうとは思いながら読んでいたわけですが、実際読んだらやっぱり普通に感動させられました。

 それにしても佐藤のお母さん。ほんとにかっこよすぎない?高校せいコンビはまだ子供っぽさがぬけてなく、そのやり方はどうなの?と思うこともあったけど、佐藤のお母さんはすべてを分かったうえで佐藤が一番佐藤らしくいられるように後押しする。ほんとに大人な女性でかっこよかったです。個人的に一番好きなシーンでした。

 

 前回も今回もですけどこの話読むとファンとしての在り方を問われてるような気がします。ほんとにタチの悪いファンにはならないようにしないと…

 声優ラジオのウラオモテ02巻も物語もイラストも楽しませてもらえて個人的には満足です。今後声優の実力の面での悩みとかも出てくると思うので高校生の2人が声優としてどのように成長していくか楽しみにしたいです。